使用電圧 200 V の三相電動機回路の施工方法で,不適切なものは。
イ 湿気の多い場所に 1 種金属製可とう電線管を用いた金属可とう電線管工事を行った。
ロ 造営材に沿って取り付けた 600V ビニル絶縁ビニルシースケーブルの支持点間の距離を 2 m 以下とした。
ハ 金属管工事に 600V ビニル絶縁電線を使用した。
ニ 乾燥した場所の金属管工事で,管の長さが 3 m なので金属管の D 種接地工事を省略した。
正解: イ
要点: 1種金属製可とう電線管は湿気の多い場所には使用できないため,その施工方法が不適切である。
詳しい解説
金属製可とう電線管工事で1種金属製可とう電線管を使用できるのは,乾燥した場所で展開した場所又は点検できる隠ぺい場所などに限られる。したがって,湿気の多い場所に1種金属製可とう電線管を用いたイの施工は不適切である。一方,VVFケーブルを造営材に沿って支持点間2 m以下で取り付けること,金属管工事に600Vビニル絶縁電線を使用すること,乾燥した場所で長さ3 mの金属管のD種接地工事を省略することは,いずれも適切な施工である。
選択肢ごとの誤答の理由
- ロ ケーブルを造営材に沿って取り付ける場合,支持点間の距離を2 m以下とする施工は適切であり,不適切なものには当たらない。
- ハ 金属管工事では絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線OWを除く)を使用するのが原則であり,600Vビニル絶縁電線の使用は適切である。
- ニ 使用電圧300 V以下で乾燥した場所に施設する長さ4 m以下の金属管は,D種接地工事を省略できる条件に当たるため適切である。
この問題に出てくる用語
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