絶縁抵抗測定が困難なので,単相 100/200 V の分電盤の各分岐回路に対し,使用電圧が加わった状態で,クランプ形漏れ電流計を用いて,漏えい電流を測定した。その測定結果は,使用電圧 100 V の A 回路は 0.5 mA,使用電圧 200 V の B 回路は 1.5 mA,使用電圧 100 V の C 回路は 3 mA であった。絶縁性能が「電気設備の技術基準の解釈」に適合している回路は。
イ すべて適合している。
ロ A 回路と B 回路が適合している。
ハ A 回路のみが適合している。
ニ すべて適合していない。
正解: ハ
要点: 漏えい電流が1 mA以下なら絶縁性能は適合とみなされ,0.5 mAのA回路と1.5 mAのB回路のうち,1 mA以下を満たすのはA回路だけである。
詳しい解説
絶縁抵抗測定が困難な場合,使用電圧を加えた状態で測定した漏えい電流が1 mA以下であれば,絶縁性能が「電気設備の技術基準の解釈」に適合しているとみなされる。A回路は0.5 mAで1 mA以下のため適合する。B回路は1.5 mA,C回路は3 mAでいずれも1 mAを超えており適合しない。したがって適合しているのはA回路のみである。
選択肢ごとの誤答の理由
- イ 1 mAを超えるB回路(1.5 mA)とC回路(3 mA)は適合しないため,すべて適合とはならない。
- ロ B回路は1.5 mAで判定基準の1 mAを超えており適合しないため,A・B両方が適合とはならない。
- ニ A回路は0.5 mAで1 mA以下を満たし適合するため,すべて不適合とはならない。
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