低圧屋内配線工事で,600V ビニル絶縁電線(軟銅線)をリングスリーブ用圧着工具とリングスリーブ(E 形)を用いて終端接続を行った。接続する電線に適合するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)の組合せで,不適切なものは。
イ 直径 2.0 mm 3 本の接続に,中スリーブを使用して圧着マークを「中」にした。
ロ 直径 1.6 mm 3 本の接続に,小スリーブを使用して圧着マークを「小」にした。
ハ 直径 2.0 mm 2 本の接続に,中スリーブを使用して圧着マークを「中」にした。
ニ 直径 1.6 mm 1 本と直径 2.0 mm 2 本の接続に,中スリーブを使用して圧着マークを「中」にした。
正解: ハ
要点: 直径2.0mm 2本は断面積が小さく,中スリーブ・刻印『中』ではなく小スリーブを使うべきで不適切。
詳しい解説
リングスリーブ(E形)は接続する電線の合計断面積で種類と刻印が決まる。直径2.0mm(約3.5mm²)2本の合計は約7mm²で,これは小スリーブの適用範囲(合計約8mm²まで)に入り,刻印は『小』が正しい。したがって中スリーブで刻印『中』とするハは適合せず不適切である。直径2.0mm3本(約10mm²)は中スリーブ・刻印『中』,直径1.6mm3本は小スリーブ・刻印『小』,1.6mm 1本と2.0mm 2本の組合せも中スリーブ・刻印『中』で,これらは適切である。
選択肢ごとの誤答の理由
- イ 直径2.0mm3本は合計断面積が約10mm²となり,中スリーブ・刻印『中』が正しく適合するため,これは適切な組合せである。
- ロ 直径1.6mm3本は合計約6mm²で小スリーブ・刻印『小』の範囲に収まり,正しく適合するため適切である。
- ニ この組合せは合計断面積が約9mm²となり中スリーブ・刻印『中』の範囲に入るため,正しく適合し適切である。
この問題に出てくる用語
同じ回の前後の問題
- 令和7年度 下期 学科 問15: 系統連系型の小出力太陽光発電設備において,使用される機器は。
- 令和7年度 下期 学科 問20: 単相 3 線式 100/200 V の電力が供給されている 2 階建て木造住宅の低圧屋内配線工事とし
電気工事の施工方法の他の問題
- 令和7年度 下期 学科 問20: 単相 3 線式 100/200 V の電力が供給されている 2 階建て木造住宅の低圧屋内配線工事とし
- 令和7年度 下期 学科 問21: 使用電圧 200 V の三相電動機回路の施工方法で,不適切なものは。
- 令和7年度 下期 学科 問22: D 種接地工事を省略できないものは。 ただし,電路には定格感度電流 30 mA,動作時間が 0.1
- 令和6年度 上期 学科 問21: 使用電圧 200 V の三相電動機回路の施工方法で,不適切なものは。
- 令和6年度 上期 学科 問22: ケーブル工事による低圧屋内配線で,ケーブルと弱電流電線の接近又は交差する箇所が a~d の 4 箇所
アプリで弱点分析つきの演習ができます